自分はアレルギーではない!と思っているアナタ、実は自覚症状がないだけかも?そのまま放っておくと後から大変な事になりますよ!そうならない為にも出来るだけ早めの診断と改善をしておきましょう。

造影剤アレルギーと草花粉症の関係

 造影剤アレルギーは、気管支喘息になったことのある人などに起こりやすく、過去に造影剤でアレルギー症状が出た人と同様、原則として用いることはできません。しかし、命に関わるような重症の心筋梗塞などの場合は、ヨードテストをおこなったり、ステロイドを造影剤の使用前に注射するなどして、使用することもあります。アレルギー症状が出る確率は、軽度な症状なら3%で、重篤な症状は0.04%、非常に重篤な症状は0.004%とされています。
 症状は、じんましんや発疹、気道の閉塞などさまざまです。最も懸念されるのが、アナフィラキシーショックで、気道が塞がれ、呼吸困難が起きる状況です。症状は造影剤使用後、短時間で現れますが、稀に1、2時間後から数日後に現れる場合もあります。
 救命救急の場で、造影剤を使用する必要がある場合は、ステロイドの点滴をおこないながら、やむを得ず使うようですが、大事に至ることはほとんどないようです。アレルギー体質の人は注意が必要ですが、樹木や草の花粉症程度のアレルギーであれば、問題はなさそうです。気管支喘息の人はかなり気をつける必要がありますので、救命救急の場以外では、事前に医師とよく相談することです。
 こうした緊急の場で、ステロイドがうまく作用するようにしておくためにも、普段、ステロイドを使わなければならないような事態に陥らないよう、注意して暮らすことが大事です。アレルゲンを極力避け、アレルギー体質を改善できそうな対策を十分とっておきましょう。対策をとらず、悪化させて安易にステロイドに頼りきりの日々を送っていると、だんだんステロイドの効き目が薄れ、より強いステロイド剤に頼らなくてはならなくなります。